

WordPressを更新したらエディターが変わってしまった!以前の旧エディターに戻す方法が知りたい。
こんなお悩みを解決します。
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プロフィール・ueha-su(@sedorisuta)
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2019年にWordPressのバージョンが「5.0」に切り替わり、ブロックエディター(Gutenberg)という新しいエディターが登場しました。
それ以前のバージョンで使用されていたのは「クラシックエディター」です。
この記事では、ブロックエディターをクラシックエディターに戻す方法を解説していきます。
エディターの変更方法をネット検索すると多くの情報が出てきますが、サイト内で語句が統一されていないので「旧エディター?クラシックエディター?」と混乱してしまう初心者ブロガーさんも多いと思います。
そんな方は、まず語句を押さえましょう!
- クラシックエディター
=Classic Editor
=旧エディター(WordPress4.9以前) - ブロックエディター
=Gutenberg(グーテンベルク)
=新エディター(WordPress5.0以降)
ちなみに、WordPressのバージョンは定期的に更新されていきます。
ブログ運営を長く続けている方でも「WordPressを更新したけど、ブロックエディターが使いづらいから戻したい」ということであれば、この記事を参考にしてくださいね。
プラグインの設定方法は非常に簡単です。さっそく設定していきましょう。
目次【読みたいところだけ読めます】
プラグイン『Classic Editor』で旧エディターに戻す
ブロックエディター(Gutenberg)からクラシックエディターに戻すには、『Classic Editor』というプラグインを使用します。
無料テーマcocoonはプラグイン不要
無料テーマ「Cocoon」を使用している場合は、プラグインを使わずに旧クラシックエディターに戻せます。
デフォルトは『Gutenbergエディターを有効にする』になっていますので、設定を変更しましょう。
- 管理画面の左メニュー『Cocoon設定』から『Cocoon設定』を選びます。
- 『エディター』のタブをクリックしましょう。
- 『エディターにテーマスタイルを反映させる』にチェックを入れます。
- ページ下にある『変更をまとめて保存』をクリックしたら、作業完了です。
Classic Editorの設定方法
プラグイン『Classic Editor』の設定方法を解説していきます。
まずは、管理画面の左メニューから『プラグイン』⇒『新規追加』をクリックしてください。
画面が切り替わりましたら、右上の検索窓に『Classic Editor』と入力しましょう。
『今すぐインストール』⇒『有効化』をクリックしてください。
以上で設定完了です。
固定ページや投稿の編集画面を開いて、元のエディターに戻って入ればOKです。
プラグインを有効化すると、投稿画面のデフォルトは『クラシックエディター』になります。
クラシックエディターからブロックエディターへの切り替え方法
クラシックエディターからブロックエディターに切り替えるには、プラグインを有効した状態で設定を変更していきます。
管理画面の左メニューから『設定』⇒『投稿設定』をクリックしてください。
③のすべてのユーザーのデフォルトエディターで『Block editor』を選択すると、「ブロックエディター」を投稿画面のデフォルトにすることができます。
さらに、④のユーザーにエディターの切り替えを許可で『はい』を選択すると、投稿一覧の画面からエディターの切り替えができるようになります。(詳しくは次項目を参照)
これらの項目を選択したら、ページ下にある『変更を保存』をクリックしましょう。
これで設定は完了です。
投稿一覧や固定ページ一覧でエディタ選択ができる
④のユーザーにエディターの切り替えを許可で『はい』を選択した場合、以下のようにエディターの切り替えが行えます。
管理画面の左メニューから『投稿』⇒『投稿一覧』(または『固定ページ』⇒『固定ページ一覧』)をクリックしてください。
エディターを選ばずにタイトルをクリックすると、直前に使用されたエディターで編集画面が表示されます。
新規投稿画面でエディターの切り替えができる
④のユーザーにエディターの切り替えを許可で『はい』を選択した場合、新規投稿画面でもエディターの切り替えが行えます。
管理画面の左メニューから『投稿』⇒『新規追加』(または『固定ページ』⇒『新規追加』)をクリックしてください。
右側のメニューから『エディター』⇒『ブロックエディターに切り替え』をクリックすると、ブロックエディターの画面に切り替わります。
『エディター』は下の方にあることが多いので、スクロールして探してみてくださいね。
また、ブロックエディターの画面からクラシックエディターの画面に変えたいときは、以下の通りです。
画面右上の『三つの丸』をクリックし、『クラシックエディターに切り替え』をクリックしましょう。
切り替え方法は以上です。
仮に④のユーザーにエディターの切り替えを許可で『いいえ』にした場合は、「投稿一覧」からも「新規投稿画面」からもエディターを切り替えることはできません。
ブロックエディターにも慣れていこう
ブロックエディターにも徐々に慣れていきましょう。
ブロックエディターの特徴とメリット
旧クラシックエディターは、Wordの使用感に近いです。
Wordで文章を書くときに「切り取り&貼り付け」の作業を何度もしませんか?
ブロックエディターの場合は、その「切り取り&貼り付け」作業がほぼなくなります。
記事タイトル・見出し・段落ごとの文章・画像などを個別のブロックに分けて編集できるので、各ブロックを上下に動かすだけで済むんです。
間違いなく作業効率がググっと上がるでしょう。
また、装飾するときにHTMLやCSSの知識がなくてもレイアウト作成が簡単にできるので便利ですよ。
旧クラシックエディターのサポートは2022年まで
Classic Editor は公式な WordPress プラグインであり、少なくとも2022年まで、または必要なくなるまでの間、完全にサポート・保守されます。
引用:WordPress公式サイト
クラシックエディターの保守サポートは2022年まで、と公式サイトで公表されています。
もし、今から新しくWordPressを覚えるなら、ブロックエディターを使ったほうが良いでしょう。
ただし、ブロックエディターに対応していないテーマの場合はクラシックエディターを使用することになります。
Classic Editorで旧エディターに戻す方法と使い方|まとめ
今回はプラグイン「Classic Editor」を使って、旧クラシックエディターに戻す方法を解説しました。
今回の記事を参考に、新旧のエディターを使い分けながら記事作成に取り組んでみてくださいね。